鍼灸と整体
鍼灸も整体も手法は全く違いますが、身体に対する目的は同じです。
整体の目的は基本的には筋肉や関節の歪みを矯正し、身体全体のバランスを整えることで症状や姿勢の改善をします。
☆鍼灸とは
「はり」と「きゅう」のことで、痛みやコリの部分に直接刺激して症状を緩和させたり、ツボを刺激することで気血の流れを整え自然治癒力を高め、健康回復を行う医療技術です。はり師ときゅう師は別々の資格だが、両方の施術を行う人が多いため鍼灸師と呼ばれています。極めて副作用が少ない施術法として、赤ちゃんから高齢者、トップアスリートや妊婦さんまで幅広いニーズがあるほか、美容・リラクゼーション・介護分野などでも活躍しています。
☆世界中から注目されている鍼灸
西洋医学では、物理的かつ科学的な方法で目に見える患部を除去するなど、外科治療や薬物療法が主流です。その一方で、東洋医学では全身のバランスを見て患部の施術するため、漢方や鍼灸といった対症療法となります。近年、欧米では西洋(現代)医療の限界を越えるため、補完・代替医療を組み合わせた「統合医療」に注目が集まっています。アメリカ国立衛生研究所では、鍼灸をはじめとした中国医学やインド医学、健康食品、心理療法などを代替療法として定義しており、鍼灸はその中心的医療として急速な広がりと発展をみせています。また、病気になる前の軽微な兆候を察知する予防医療(東洋医学でいう「未病」)としての施術や、美容面への活用なども期待されています。
日本国内で鍼灸整骨(整体)の看板を掲げてる院は多いですが、実際に鍼灸と整体の両方に力を入れてる鍼灸整骨(整体)院はほとんどありません。
身体に対するアプローチ方法は違いますが、鍼灸と整体を組み合わせることで、1回の施術で何倍も効果が得られます。特に根本原因が根深い重症の方は、効果を実感するスピードが明らかに違います。
当院では鍼灸と整体の両方の相乗効果でより短期間で根本原因の早期改善を行っています。
☆鍼灸のメリット
・色々な施術の種類がある中で痛みに対し圧倒的に即効性がある。
・痛みだけでなくあらゆる疾患に対応できる
・症状を根本から改善できる
・身体の体質が変わるので長期的に効果が持続する。
☆鍼灸のデメリット
・鍼は「痛い」「注射と同じ」お灸は「熱い」「ヤケドする」といったネガティブなイメージが強すぎる。
・施術師の技術差が大きい。
・東洋医学の理論がスピリチュアル的で怪しい。
→当院ではデメリットのイメージを覆してもらえるよう常に自信を持って最大限の努力を行っておりますので、ご安心ください。
☆整体のメリット
・鍼灸に比べ恐怖感なく心地良い刺激で効果ががある。
・身体の細かい部分のちょっとした不調を見つけることができる。
・リラックス効果が高い
☆整体のデメリット
・ある程度の通院回数が必要
・自費治療のため経済的負担がかかる
→保険診療のように施術に制限がないため、1回の施術の効果が高く、トータルで考えたら短期間の施術回数は少なくて済みます。
☆鍼灸・整体を受けたほうが良い人
・3か月以上の痛みが続いてる人
・保険診療で効果が出てない人
・今の症状が再発しないよう根本から改善したいと思ってる人